【3分でわかる】「結局、SEOとは何か」をたった2つのポイントで解説する

Webにおける集客で欠かせないのがSEO。

大変有益な施策ではありますが、分かりづらい用語が多く、SEOの本質を理解するのは簡単ではありません。

内部対策やリンクビルディング、コンテンツSEOに加えて構造化データ、コアウェブバイタルなど難解な用語が出てくると混乱してしまいますよね。

そこで今回はSEOをシンプルな言葉のみで説明していきます。

本日お話しする内容を押さえれば、高度な用語も頭に入りやすくなるでしょう。

そもそもSEOとは?

SEOとは検索エンジン最適化の略で、Googleや Yahoo!といった検索エンジンから自社サイトへたくさんのユーザーを呼び寄せるための施策です。

ポイントは広告ではないということ。

Webサイトを改良しつつ検索エンジンから評価を高め、検索順位を上げていきます。

SEOを理解するためのたった2つのポイント

この説明だとよくあるものですよね。

大切なのはこれから紹介する2つのポイント。

  1. 良いコンテンツを用意する
  2. 良いコンテンツがあることを伝える

たったこれだけを理解しておけばOKです。

順番に見ていきましょう。

1. 良いコンテンツを用意する

近年のSEO対策では有益なコンテンツが不可欠。これは検索ユーザーのためですね。

Googleはユーザーが求めている情報を用意しているサイトを高く評価します。

企業サイトであれば会社概要や代表挨拶、アクセス方法に加えて、ユーザーの問題を解決できるコンテンツがあればよいでしょう。

良い例が下記(ふとんの西川さん)

企業サイト:https://www.nishikawa1566.com/

コンテンツページ:https://www.nishikawa1566.com/column/

企業サイト内にブログメディアを開設し、ユーザーの悩みを吹き飛ばす記事があればGoogleからの評価を得やすくなります。

上記のように企業が所有しているメディアを『オウンドメディア』と呼びます。

オウンドメディアにて発信する内容としては、以下のような例が良いでしょう

  • 家具メーカー:腰痛にならない椅子の選び方
  • 喫茶店:インスタントコーヒーを美味しく淹れる方法
  • 家電量販店:自分に合ったスペックのノートパソコンの選び方
  • 不動産会社:賃貸における仲介手数料の真実

など

自社の事業領域に関する専門性の高いコンテンツはユーザーが求めているので、検索エンジンからも評価を得やすい仕組みになっています。

このように有益な記事を作って検索順位を上げる仕組みは『コンテンツSEO』と呼ばれています。

2. 良いコンテンツがあることを伝える

良いコンテンツを揃えても、Googleなどの検索エンジンに評価されなければ意味がありません。

検索結果にサイトや記事が出てこないからですね。

Googleに評価されるために良いサイト・よいコンテンツがあることを伝える必要があります。

具体的には下記のような方法で検索エンジンにアピールをします。

  • サイト内全体のコードを整える
  • サイトマップを送信する
  • 内部リンクを設計、整備する
  • キーワードリサーチをして記事を書く
  • 見出しなど構造を意識しライティング

など

こちらのリストは流し見で大丈夫。

「へぇ〜こんなのがあるんだ〜」で問題ありません。

ユーザーに対してはよい記事を用意するのに対して、検索エンジンに対しては、サイト内部を整えて認知させます。

これを『内部対策』と呼びます。

【検索エンジンの仕組み:インデックスとクロール】

補足:外部対策について

SEO対策の内容は大きく3つに分けられます。

これまで説明した『内部対策』と『コンテンツ』対策に加えて『外部対策』というものがあります。

外部対策とは?

外部対策とは、文字の通り、サイト外の対策です。

つまり外から何かをしてもらう、ということ。

具体的には他のサイトからリンクを貼ってもらい自社のサイトの評価を上げる施策です。

リンク量産は古すぎる施策

数年前まで正直、検索エンジンはさほど賢くありませんでした。

当時は外部のサイトから適当なリンクを大量に貼るだけで、そのサイトの検索順位はどんどん上がっていました。恐ろしい…

ですので自社内で他のサイトを立ち上げ、企業サイトのリンクを貼るだけで検索エンジンの評価を得られたのです。

メインサイトの順位を上げるために使われているおとりのサイトを『サテライトサイト』といいます。

サテライトを大量に作り、主要なキーワードで検索順位トップ取れた時代があったのです。

ですかここ数年で検索エンジンの精度がみるみる高まり、小手先の手法ではランキングを上げるのは困難になりました。

コンテンツSEOが外部対策になる

とはいえ外部対策には現在も意味があります。

確かに業者に依頼してリンクを貼ってもらうのは無意味ですし、Googleからペナルティを受ける可能性が高いため、むしろマイナスでしょう。

しかし、価値のあるサイトからのリンクであれば検索エンジンは高く評価します。

例をあげると自治体や公的機関、関連性の高いサイト、たくさんの一般ユーザーなど。

質のよいリンクを手に入れるためには、有益なコンテンツを発信し続けることです。

ですので現代なおける外部対策はコンテンツ対策をきちんと行うことでしょう。

まとめ

SEOとは、サイトの検索順位を上げて検索エンジン経由のアクセスを増やす施策のこと。

やるべきことは下記の2つ。

  1. 良いコンテンツを用意する:ユーザーに対して
  2. 良いコンテンツがあることを伝える:検索エンジンに対して

具体的には以下の対策を行なっていく。

  • 内部対策:サイトの内部を整えるなど
  • 外部対策:他サイトからリンクを貼ってもらう
  • コンテンツSEO:良質なら記事を投稿する

「良いコンテンツがあってサイト内部が綺麗なら検索順位上がるよね」と理解できたら完璧です。