少額から試せて結果に繋がりやすいGoogleショッピング広告。
商品画像など一定の情報を広告に掲載できるので無駄なクリックが発生しないのもメリット。
しかし設定が難しく予期せぬトラブルが生じやすいリスクもあります。
そこで今回はリスクの1つであるCV計測について解説していきます。
この記事をご覧いただければ、ショッピング広告におけるコンバージョン設定の不安は概ね解消されるでしょう。
決済ページは一部外部ドメインでもOK
実は完全な自社ECサイトをお持ちで無い企業様の方が遥かに多いでしょう。
0からECサイトを構築すると300万円ほどかかるため気安く払える金額ではありません。
そこでshopfyなどのECサイト構築サービスを導入している企業、特に中小企業がほとんどです。
上記のようなサービスを使っているとドメインが統一されていないこともあるでしょう。
例えばトップページは自社ドメインだけど、買い物かごや決済ページはサービス側のドメインになっている、などです。
ですがCV計測は可能なことが多いです。
CMS側でCV設定ができるか
CVタグを直接埋め込むのではなく、サービス側の管理画面でコンバージョン設定を行いましょう。
そうすると通常の設定はもちろん、クロスドメインコンバージョンも計測できるケースがほとんどでしょう。
つまりドメインが変わってしまうサイトでも計測ができるということ。
反対に管理画面の設定でドメインを統一できる場合は、まとめてしまっても問題ありません。
多くのCMSは動作保証をしていない
多くのEC構築サービス(いわゆるCMS)は、ほとんど動作保証をしていません。
コンバージョンの設定はできるようになっているが、計測までは責任を見てくれないのが現実です。
つまり「CV設定はできるけど、きちんと計測できるかは自己責任でお願いします」ということ。
しかしきちんと設定していれば基本的に動作するので、ある程度信頼しても問題ありません。
タグマネージャーでの設定が最終手段
きちんと設定しているにも関わらず計測ができない場合は、Googleタグマネージャーでの設定が最終手段となります。
CVタグが発火しない原因の80%程度はこちら側のミスによるものですが、具体的な誤っている箇所が不明な場合はタグマネージャーでの設定に切り替えてみるのがよいでしょう。
通常タグマネージャーであればプレビュー画面にてタグの発火確認ができますが、EC構築サービスを使っている場合はチェックが不可能なケースもあります。
しかし実際に購入など架空の手続きを行うと計測ができている場合もあるため、忍耐強く設定する気力が必要です。
まとめ
0から構築されたECサイトを持っているなら、CV設定はリスティングや他の広告と同じ要領で設定できます。
一方でshopfyやmakeshopなどのサービスを使って構築している場合は、原則サービス側の管理画面にて設定を行います。
それでも計測できない場合は、Googleタグマネージャーに切り替えて設定し、CVテストを行ってみましょう。