【サイト終了】外部リンク対策の業者にSEO対策を外注してはいけない

SEO対策といえば他のサイトから自社サイトをリンクを貼ってもらう外部対策のイメージが強い方もいらっしゃるのではないでしょうか?

確かに信頼性の高いサイトからの被リンクがあれば検索エンジンからの評価を得ることができます。

しかし仕組まれたようなリンクはプラスどころか逆効果になってしまうことも。

そこで今回は正しく良質なリンクを獲得する方法をお伝えしていきます。

ひと昔のインターネットは無法地帯

一昔前は外部リンクの数に比例して検索順位が上がる構造でした。

被リンクの質は関係なく、貼れば貼るほど良かったのです。

この時代のSEO対策は、SEO業者に依頼をして、たくさんのサイトからリンクを飛ばしてもらうといったものでした。

また自社でおとりのサイトを量産して企業サイトにリンクを自作自演で送り込むなどといった手法も、よく行われたものです。

今では考えられませんが、上記のような質を伴わないグレーな対策でも、検索順位は驚くほど上がっていたのです。

もうGoogleは騙せない

ここ数年で検索エンジンは恐ろしいくらい賢くなりました。

質のないリンクは意味を持たなくなり、お金を払って被リンクを獲得した場合はペナルティを受け、SEO的に大ダメージを受けるでしょう。

Googleの進化により、我々は良質なリンクを得る必要が出てきたのです。

また、良質なリンクを得るためにはサイト内に良質なコンテンツが必要になったため、被リンクSEOの時代からコンテンツSEOの時代になったといえるでしょう。

基本的には有益な記事でリンクを獲得する

ユーザーの問題ないし悩みを解決するコンテンツがあれば、検索エンジンは、そのサイトを高く評価します。

企業サイトであれば、事業内容に則した専門性の高い情報発信をすると高評価を得やすくなります。

良いサイトが出来れば、SNSや個人ブログ、専門家や自治体などといったところから共有してもらえる可能性があります。

原則として被リンクは良質なコンテンツで獲得するようにしましょう。

さらに外部対策を強化したい場合

質の悪いリンクの価値は無くなった一方で、質の高いサイトからのリンクはより評価されるようになっています。

そこでコンテンツからリンクを獲得するだけでく、リンクビルディングを本格的に行いたい場合に取るべきアクションを解説していきます。

まず結論から述べると下記の対策を行うべきでしょう。

  • 他のサイトにリンクの入れ替えを提案する
  • 事業内容の分野にまつわる解説記事を作る
  • 引用したくなるような便利な画像を載せる
  • きちんと引用していないサイトに連絡する
  • 同じジャンルのサイトから相互リンクを貰う
  • 自治体などのイベントに参加する

1つずつ見ていきましょう。

他のサイトにリンクの入れ替えを提案する

他の企業や個人ブログが参考資料として紹介していた記事の情報が古かったとしましょう。

その記事と同じコンテンツが既にある場合、紹介しているメディアに対して「こっちの方が新しいですよ」と教えてあげるのは有効でしょう。

「新しい情報を紹介すべきですよ!」というよりは「こちらの情報は最新になりますので宜しければご使用いただけると幸いです」くらいのニュアンスで共有する方がよいでしょう。

事業内容の分野にまつわる解説記事を作る

貴社の事業に関連する用語などの解説記事を作るのも効果的です。

つまり

  • 「〜とは」
  • 「〜の特徴5選」
  • 「〜のメリットとデメリット」

などの記事ですね。

こちらは購入や申し込みといったコンバージョンからは程遠い、いわゆる『潜在層』に届く記事です。

上記のような記事の執筆は時間がかかり面倒なので、他のサイト運用者に引用されやすく、求めている読み手も多いです。

質の高い記事であれば、そこそこの数の被リンクを得られるでしょう。

引用したくなるような便利な画像を載せる

情報発信しているメディアが「これは便利!使いたい!」と思うような画像は引用されやすいです。

グラフや図表が代表例です。

さらに画像検索でも引っ掛かるようになれば相乗効果が得られますね。

社内ないしチームにパワポ職人やWebデザイナーがいるなら力を借りるのがよいでしょう。

きちんと引用していないサイトに連絡する

専門用語の解説記事や見やすい図表を作っても、正しく引用されていなければSEO効果は得られません。

例えば

  • 記事の文言がコピペされているだけ
  • 画像だけ貼られていてURLの添付がない

などが上記の例です。

こういった場合は出典元として示して貰うようお願いをしましょう。

正しく引用する場合「私たちはこのサイトを高くも低くも評価しませんよ〜」というnofollow属性を付与します。

この場合、被リンクとしてのSEO効果はありませんが、その外部リンクからユーザーが流入すれば間接的なメリットはあるでしょう。

こちらはやや上級編のお話でした。

同じジャンルのサイトから相互リングを貰う

同じ分野のメディアを見つけたら相互リンクの提案をするのも1つの手。

ただ漠然と「御社のサイトリンク貼っときますね」ではなく、「合いそうな記事があれば優先的に御社のメディアから引用しますね」の方がよいでしょう。

基本的に、ただリンクを貼り合うと言う行為はあまり意味がありません。

ユーザーが求めているタイミングで、必要な記事を引用してあげることで、意味が生まれます。

この場合はnofollow属性をつけなくても問題ないでしょう。

自治体などのイベントに参加する

最後はオフラインの活用です。

イベントに企業として参加するとリンクを得られることがあります。

主催者がきちんとしていれば、そのイベントの特設ページもあったりなかったり。

特設ページがオフィシャルサイトのドメイン下(サブディレクトリ)などで運用されていてリンクを貰えたらラッキーです。

自治体や公的機関などからの被リンクをGoogleは高く評価する傾向にあります。

最後に

検索エンジンは近年でどんどん賢くなり、ひと昔前のような仕組まれたリンクは通用しなくなりました。

一方で公的機関などからの高品質な外部リンクの重要性は年々高くなっています。

基本的に良質な被リンクは良質なコンテンツの発信で獲得すべきですが、工数を掛けて戦略的にリンクを貰う方法もあります。